メキシコで、地震で崩れた建物の下にいる生存者を探すために人々が素手で瓦礫を取り除いているというニュースを見ました。レポーターは、They are removing the rubble brick by brick. と言っていました。

brick by brick という言い方は、レンガを1つずつ積み上げて家などを建てるイメージから、「ひとつひとつ」や、「こつこつと」、「地道に」という意味の比喩に使われます。

地震の瓦礫にはレンガも含まれているかもしれないので、removing the rubble brick by brick という言葉は比喩に感じられないかもしれませんが、辞書で調べると比喩表現であることが分かります。

以下は、The Free Dictionary からの引用です。

brick by brick:
Steadily and continuously in a step-by-step manner, especially the creation or destruction of something. Likened to erecting (or demolishing) a house or other building one brick at a time.

例文も挙げられていました。こちらは、比喩であることがはっきりとわかります。

We built this business from nothing, brick by brick, until we had the largest retail chain in the city.

私たちはこの事業をゼロからひとつずつ築き上げ、市内で最大の小売チェーンを持つところまできた。

brick by brick が題名と歌詞に使われている曲があります。 Paramore の Brick By Boring Brick という曲です。2つ目の brick の前に boring が付け加えられているので、「退屈でも地道に」という感じになるでしょうか。brick by boring brick というフレーズは、曲の2番の歌詞の中に出てきます。




  

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Tag:英語の.慣用表現 音楽.Paramore

トランプ大統領が、北朝鮮について次のような発言をしました。

They will be met with fire and fury and frankly power, the likes of which the world has never seen before.

後半は、直訳すると「世界がこれまでに似たようなものを見たことのない」ですが、もう少しかみ砕くと、「世界がこれまでに見たことのないような」という感じです。

また、「世界が見る」というのも直訳調なので、「これまでどこにもなかったような」とか、「今まで誰も見たことがないような」などとしてもよさそうです。「前代未聞の」がうまくはまる場合もあるでしょう。

このフレーズは関係代名詞節なので、いろんなものを後付けで修飾するのに便利です。事実、大統領はさまざまな場面でこのフレーズを使っていて、CNNでは、その場面を集めた映像を作って流していました。大統領になる前に実業家として手がけた仕事などについても、使ったことがあるかもしれません。

今回の文の全体は、「彼ら(北朝鮮)は、これまでに見たことのないような炎と激しい怒りと、率直に言って武力に直面することになる」と訳せます。

ちなみに、同時通訳の人などは、英語の文章内で後ろの方に来る関係詞節を、日本語訳のはじめの方に持ってくるのが難しいので、「彼ら(北朝鮮)は、炎と激しい怒りと、率直に言って武力に直面することになる。それは、これまでに見たことのないようなものだ」のように訳すかもしれません。

最後に、このフレーズを使った例文を考えてみました。

Donald Trump is frankly a president of the United States, the likes of whom the world has never seen before.

一瞬、自分では内容的にもうまい例文ができたと思いましたが、考えてみたら過去のアメリカの大統領もそれぞれ個性があったので、微妙なところかなと思えてきました。なお、この文では先行詞が人なので、関係代名詞は which ではなく whom にしています。

 

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何様のつもり?」を英語で言うと、Who do you think you are? になります。「いったい何様のつもり?」というように、「いったい」をつけたいなら、Who the hell do you think you are? というように、Who の後ろに the hell を挟みます。

これらが歌詞に出てくる曲を、以下に貼り付けておきます。

以下の1曲目でこのフレーズが出てくるのは後半以降ですが、それまでの流れもあるので、できれば全部聞いてほしいです。


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次のクリスティーナ・ペリーは、気持ちのこもった弾き語りです。


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