鉛(なまり)は、英語では lead です。読み方は、リードではなくて、レッドです。無鉛ガソリンは unleaded gasoline(アンレデッド・ガソリン)と言いますよね。

以下の動画では、鉛は融点が低くて鋳造しやすいので、古代ローマの発展に寄与したと言っています。鉛を表すラテン語の plumbum が、配管という意味の plumbing(プラミング)の語源になっていることも紹介しています。

古代ローマでは、ワインや料理に調味料として鉛を入れたそうです。当時の建築家は、鋳物をつくる労働者(lead foundry workers) や 鉱夫(miners) の健康被害を見て、鉛でできた水道管を使うのは危ないと警告していました。ローマの 貴族(aristocrats) は、鉛入りのワインや食べ物(lead-laced wine and food)大量に飲食した(imbibed heavily) ため、saturnine(鉛中毒)gout(痛風) によくかかっていたそうです。ローマ帝国崩壊の原因の1つとして、鉛中毒を挙げる歴史家もいるそうです。


「古代エジプト人の絵や像で、粉砕した鉛鉱石(ground-up lead ore) をアイライナーとして使っていないものを探すのはほとんど不可能」、「中世には、1455年に最初の 活動活字(movable type) が鉛で作られた」、「方鉛鉱(galena) とも呼ばれる鉛の鉱石は、独特の結晶構造のため、壊すと表面のなめらかなサイコロ状になる」、「その性質を利用して、20世紀初頭に鉱石ラジオが登場した」、「1920年代には、非常に毒性の強い 四エチル鉛(tetra-ethyl lead) を 精製品質の悪いガソリンに混ぜて、燃料空気混合気の早期着火、すなわちノッキングを防止した」 「害があるのは分かっていたが、自動車用の有鉛ガソリンが完全に廃止されるまでには70年かかった」 ・・・などと言っています。

私がへぇ~と思ったのは、movable type です。インターネットのブログを自分で自由に構築できるソフト Movable Type の名前って、もともとあった「活動活字」という意味の言葉から取ったものだったんですね!印刷のことはあまり詳しくないのですが、昔は活字を組み合わせて新聞などの紙面レイアウトを作ったはずだから、ブログの画面にいろんなパーツを配置するのと共通している感じがします。しかも、世界を変えた歴史的な大発明から名前を取るとは、大胆で野心的ですね。
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