事務所で開いている英会話クラスで、先週の水曜日にやったテキストの中に、from pillar to post というイディオムがありました。英和辞典には、「あちこち振り回されて」とか、「ここかしこへあてもなく」などと書かれています。以下、THE FREE DICTIONARY から引用します。

if someone goes from pillar to post, they are forced to keep moving from one place to another.

◇After his mother died, Billy was passed from pillar to post and ended up in a children's home. ビリーは、母親が亡くなってから方々に預けられたあげく、最後には孤児院に入れられた。

救急患者の受け入れ先が見つからず、病院をたらい回しされるようなときにも使えるかどうかカナダ人講師に聞いてみたところ、OKということでした。でも、よく考えると、最近ニュースで聞くような救急患者の受け入れ病院が見つからないというような話は、実際に病院に行ってから断られて、次の病院へ行くという訳ではないから、微妙に違うような気もしてきました。

from pillar to post の由来として、ジーニアス英和辞典には、「旧式テニスのボールのたとえから」とありましたが、旧式テニスって、どんなものなんでしょうね。今のテニスに post とか pillar とかいうのはないように思いますが・・・。講師によると、それ以外にも、罪人の処罰のため、むち打ちにするときに縛り付けた whipping post と、さらし者にするときに使った pillory(さらし台)が由来だという説もあるそうです。

責任を他人に転嫁することを、pass the buck と言いますが、それが何度も繰り返されると、「たらい回し」の状態になりますね。縦割り行政とか、大企業病とかいう状態が思い浮かびます。

If you pass the buck, you refuse to accept responsibility for something, and say that someone else is responsible. (コウビルド英英辞典より)
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