人の信条や信念、性格などを形容するときの「根っからの」「筋金入りの」という言葉に近い英語の表現に、dyed-in-the-wool があります。

◇Mr. Freedman is a dyed-in-the-wool Republican and has never voted for a Democrat in his life. フリードマン氏は筋金入りの共和党支持者で、生まれてこの方、民主党に投票したことがない。

dye は「染める」ですが、dyed-in-the-wool と聞いて、色あせやシミなどで気に入らなくなった衣類を紅茶で染める「紅茶染め」を思い出しました。

すでに衣類の形になっているものを染めるより、糸の段階で染まっていた方が色が長持ちしそうなのは想像がつくので、納得のいく表現だと思っていました。

でも、あるイディオム本(Scholastic Dictionary of Idioms)の説明を読んで、少しだけ認識が変わりました。If wool is dyed while still in its raw state, the dye lasts longer than wool dyed after being spun or woven. という説明です。

spun は spin(紡ぐ)の過去分詞形です。私の想像は編む前の毛糸止まりで、糸になった後で染めることを想像していたのですが、考えてみたら、毛糸に紡ぐ前のウールを染める方が、もっと色あせや変色しにくそうです。実際の繊維工業では、どういう段階で染色をしているのでしょうね。
関連記事

Tag:英語の.慣用表現


スポンサーリンク


コメント 0