アメリカに住んでいたときに、たしか図書館の蔵書セールで見つけて1ドルで買った本があります。読み始めたらどんどん引き込まれ、感動した覚えがあります。Coming of Age in Mississippi という題名で、Anne Moody という人の若い頃の自伝です。

0440314887The Coming of Age in Mississippi
Anne Moody
Laurel Leaf 1997-03

by G-Tools

著者は、1960年代のアメリカの公民権運動(黒人差別の撤廃運動)に積極的に参加した黒人女性で、アメリカ南部ミシシッピー州の貧しい家庭で育つのですが、頭が良くて行動力もあり、差別に対してどうしても立ち上がらずにはいられなくなって行く過程がよく分かります。

英語の文章はそれほど難しくはありません。英語の勉強のために読む洋書を探している人にもお勧めします。

本の内容は、アメリカのAmazonのサイトに行った方がよく分かると思いますので、こちら(Coming of Age in Mississippi)をご覧ください。

この本の題名に使われている coming of age という言葉は、「成人すること」 という意味で使われることが多いのですが、「受け入れられる時期が来ること」 という意味で使われることもあるようです。Coming Of Age In Mississippi という題名には、著者自身がミシシッピ州で育って大人になったという意味に加えて、もしかすると、なかなか進まなかった黒人差別撤廃運動がついにはミシシッピでも始まったという意味が込められているのかもしれません。

When something reaches an important stage of development and is accepted by a large number of people, you can refer to this as its coming of age.

Someone's coming of age is the time when they become legally an adult. (コウビルド英英辞典より)
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Tag:本.ノンフィクション


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コメント 2

pikayuko  2006, 10. 19 (Thu) 20:49

coming of age

指輪物語のホビットたちの
coming of ageは30を超えて
いました。
小さな体なのにゆっくり大人に
なるんですよね。
coming of ageを見て思い出し
ました。冬が近づくと指輪がまた
読みたくなります。

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Applecheese  2006, 10. 19 (Thu) 22:34

pikayukoさん

指輪物語って、ロードオブザリングの映画ができるよりずっと前から海外文学好きの人の間では有名だったんですよね。私は読んだことがないのですが、いつか読みたい気がします。

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