up the ante(ante の発音はアンティー) は、元々はポーカーなどの賭けで 賭け金を上げる という意味の表現ですが、より一般的に、成果を上げようとしてリスクを増やすことを表すのによく使われます。例えば、ビジネスの交渉などで要求水準を上げることも、up the ante と言えます。

up the ante の up は動詞なので、三単現なら ups になり、過去形なら upped になります。

以下、THE FREE DICTIONARY から引用します。

His ex-wife has upped the ante in her alimony suit against him. 彼の元妻は、扶養料に関する訴訟で要求をより高くした。

double down も、ポーカーなどの賭けに関する表現ですが、こちらは「倍賭けする」(1回負けたら、次は賭け金を倍にして勝負する)という意味になります。これも、より一般的に、リスクを増やして強気に行動することの比喩に使われます。

The president made clear that he intends to double down the government's involvement in the war overseas. 大統領は、この海外の戦争に対して、政府の関与を強めていく考えを明らかにした。

up the antedouble down は、どちらも賭け事に由来する表現ですが、賭け事に縁がなくても、比喩的なイディオムとしてニュースなどでよく聞きます。また、この2つは、意味的に互いに置き換えのできる場合が多いです。

イギリス人は賭け事好きというイメージがあるのですが、そのせいで、英語には賭け事に由来する慣用表現が多いのかもしれません。
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Tag:英語の.慣用表現


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