スコットランドの独立の是非を問う住民投票referendum)のニュースを見ていて、devolution(ディヴォリューション)という言葉を何度か聞きました。

聞き慣れない言葉だったので調べてみたら、権限委譲という意味でした。動詞形の devolve は、(権限を)委譲する、という意味です。今回はもちろん、スコットランドへの自治権限の委譲(つまり、自治権の拡大)という文脈で使われています。 

If you devolve power, authority, or responsibility to a less powerful person or group, or if it devolves upon them, it is transferred to them. (コウビルド英英辞典より)

投票の結果、独立が否定されたことを受けてのキャメロン首相のスピーチの中でも、devolution が出てきていました。

今回、私自身はイギリス関連のニュースを見聞きするのは久しぶりだったのですが、イギリス政治のニュースを聞くときに覚えておきたい 10 Downing Street や Westminster も、やはり何度も繰り返し出てきていました。

10 Downing Street(テン・ダウニング・ストリート) は、イギリスの首相官邸のことです。「首相」や「住居」を意味する言葉は含まれず、単なる「ダウニング通り10番地」という住所の番地なのですが、英語のメディアではイギリス首相官邸のことを、ほぼ例外なく 10 Downing Street と呼びます。この住所には、今はもちろんキャメロン首相が住んでいます。今回も、「10」と書かれた黒いドアの前で首相が話している映像が流れていました。アメリカでこれに相当するのは、もちろん、ホワイトハウスです。

一方、Westminster(ウェストミンスター)は、日本で言うなら「永田町」で、国会がある場所の地名です。「国会」と直接言う代わりに、よく使われます。アメリカでこれに相当するのは、Capitol Hill です。

今回、聞き取りにくいことも多いと言われる「スコットランドなまり」を聞いてみたいと思ってBBCとCNNを見ていましたが、数人、それらしき感じの人が話すのを少し見ることができただけで、どういう感じなのかしっかりと確認するところまでは行きませんでした。強いなまりの英語をたっぷり聞くのは、普通のニュース番組だけではちょっと無理かもしれませんね。

ということで、ちょっと探してみました。以下の動画でインタビューを受けているのは、スコットランド出身の歌手、Amy MacDonald です。結構特長のあるアクセントに聞こえるので、こういうのがスコットランドなまりなのではないかと思います。


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