icing on the cake は、文字通りに訳すならば 「ケーキの上にかけた砂糖ごろも(糖衣)」 ということになりますが、「不要ではあるけれども」 という言外の意味を伴って、花を添えるものや、さらなる楽しみ見栄えを良くするための飾りといった意味合いで使われます。

If you describe something as the icing on the cake, you mean that it makes a good thing even better, but it is not essential.(コウビルド英英辞典より)

◇Paul's two goals were the icing on the cake for what was a very good team display. ポールの2ゴールは、チームの素晴らしい結果に花を添えた。

ケーキやデニッシュにかかっている icing は、べったりと面になっている場合もあれば、細い線を走らせた模様のようになっている場合もあります。いずれにしても、アイシングという呼び名自体は、ものの表面に付着した氷のイメージから来ています。もちろん、実際に物の表面に氷が付着することや、付着した氷のことも、icing と呼ぶことはあります。

icing on the cake は、いろいろと例文を探してみたのですが、「不要であること」を強調して否定的な意味で使うよりは、「あるにこしたことはない」という肯定的な気持ちで使われる場合の方が多いようです。



製品やサービスに追加する付加機能オプション付属品、装飾品などは、bells and whistles と表現されることがあります。翻訳の仕事で、自分には買えないような高級車の整備マニュアルを訳したときに、いかにも bells and whistles と呼ぶのにふさわしい機能(シートヒーターやパワーシート、各種の音声認識操作など)が出てきていました。私のような庶民は、そういう「鈴やら笛やら」が付いた車には、縁がありません。以下、THE FREE DICTIONARY から引用しておきます。

bells and whistles
- Nonessential features or enhancements intended especially to add commercial appeal.

逆に、余分な機能や飾りを含まないシンプルなものは、no-frills と表現されることがあります(直訳すれば、「フリルなし」)。例えば格安航空会社は、よく聞くビジネス用語風の low cost carrier や low cost airline のほかに、no-frills airline と言うこともできます。

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Tag:英語の.慣用表現


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