以下、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで放送された地元のニュースです。果実を取るために栽培されているナツメヤシdate palm)の枯れ木をリサイクルする話です。英語の発音は少しくせがありますが、内容は何度か聞いているうちに分かってきました。

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パーム・ジュメイラのターコイズ色の海と豪華な建物は世界的に有名ですが、ビーチに沿った家々には、まったく緑がありません(barren)。ただし1か所だけ例外があります。ヤシの木(の形の埋立地の)中心にある庭園は、バリ島の森を思い出させます。その自慢は(It boasts of ~)100種類以上もある植物です。その中にはインドソケイ(frangipani)、オリーブ、オレンジ、レモン、バナナ、竹が含まれています。

「ここでの重要な成分は、堆肥というか、天然の繊維のようなもので、1つには保水力があり、さらには砂と一体化して好ましいタイプの構造に変化します。また、遊離糖分が豊富で、これが時間とともに徐々に土の中に放出されて植物の栄養になります」

砂漠のこの一角を青々とした(lush)緑地に変え、砂の大地を肥沃で(fertile)安定した土壌に変身させたバイオマスは、ナーチャー・アースと呼ばれています。この堆肥は、シャールジャ首長国のアマダムにある会社がナツメヤシ粉砕器と呼ばれる機械を使って作っています。この機械を発明したマイケル・ゲラティ(Michael Geraghty)氏はオーストラリア人で、約15年に渡って、red weevil (ゾウムシの一種) とナツメヤシ(date palms)について研究しています。


「放置されて腐っていくヤシ(palms that are laying wasted)の量を減らし、ゾウムシの増加を抑えるために、木を粉砕して成虫と幼虫(larva)を殺し、同時に土壌改良材を作って、卵がかえらない(will not incubate)ようにできます」

1986年以来、ゾウムシがこの地域のナツメヤシの生産に与える脅威は高まり続けており、政府は害虫対策(pest management schemes)を実施していますが、すでに被害に遭って枯れかけている木もあります。

「通常、虫に食われたナツメヤシの木は埋め立て処分されますが、ナツメヤシ粉砕器を使うと、環境に良く、役に立つ方法でリサイクルできます。しかし、発明者によると、このアイディアと製品はまだ市場では成功していません。今後は、ゾウムシの被害を根絶(eradication)するためにUAE国内やより広い地域で役立つことが期待されます」

粉砕器は、この製品をさまざまな風合い(texture)で製造でき、畑や庭や公園のニーズにも対応できます。現在ゲラティ氏が苗木栽培施設で育てている元気なヤシの木は、この製品の有効性を示す証拠(testament to the viability of the product)となっています。

「砂漠の砂に再び戻せて微生物の活動を促進できる性質は、根にとってよい環境を作るのに欠かせません。また、セルロースが豊富なので水をよく吸収し、保持します」

ナツメヤシの木のリサイクルは今や現実となりました。また、今ではアマダムまで出向く必要もありません。この機械は可搬式でもあるので、サービスと製品をより利用しやすくなっています。「直径850ミリまでのヤシの木を処理でき、長さは問いません。コンベヤーを使って50リットル入りのポリ袋や1立方メートルの袋に入れたり、トラックに直接大量に積み込むこともできます」

水不足の問題に都市の気温上昇やUAEの野心的な緑化計画が絡む(coupled with?)中で、ヤシの木のリサイクルと再利用は、砂漠を持続可能な緑のオアシスに変える解決策になるかもしれません。
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