「かんかんに怒る」「激怒する」というの意味の英語のイディオムは、いろんな種類があります。

go ballistic、hit the roof、fly of the handle、go postal、freak out、blow a fuse、see red などなど・・・。

火曜日と水曜日の英会話で使っているテキスト、『日本人でも超えられるネイティブ英語の壁』 にも、このうちのいくつかが出てきていました。

そんな中で、新たに知ったのが、up in arms です。昨日、ABCニュースのトヨタ車に関するレポートを見ていたときに、聞こえてきました。あまり真剣に聞いていなかったので、どういう文脈だったのかはよく分りません。(おそらく、リコールの修理後も暴走すると言っている人たちのことだと思います)。

If people are up in arms about something, they are very angry about it and are protesting strongly against it.

この up in arms は、もともとは「武装して反旗を翻す」という意味で、arms は武器の意味ですが、実際の紛争や戦争に限らず、単に怒っていることを表すのにも使われるようになっているようです。arm と聞くと、つい「腕」を思い出しますが、arms という複数形の時は、こういう風に「武器」という意味の場合も多いですね。

◇Environmental groups are up in arms about plans to sink an oil well close to Hadrian's Walls.
環境団体は、ハドリアヌスの城壁の近くに油井を掘る計画に怒りを表している。

この例文、up in arms の部分はよかったのですが、ハドリアヌスの城壁というのは初めて聞きました。イングランドでローマ時代に作られた城壁だそうです。Google の画像検索で見てみたら、ちょっと万里の長城っぽかったです。来週、イギリス人講師に、知っているかどうか聞いてみたいと思います。

あと、井戸を掘るの「掘る」を sink と言うのも、ちょっとした気づきでした。
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Tag:英語の.慣用表現


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コメント 4

Jenny  2010, 03. 06 (Sat) 17:08

私もポッドキャストでこのニュースを見ました。リコールして修理してもらったはずの車がまだトラブルを抱えているというニュースを伝える前に冒頭で男性キャスターがユーザーが怒っていると言っていました。
アメリカの車の方がひどいと言うアメリカ人もいますが、トヨタは大丈夫なんでしょうか。

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Applecheese  2010, 03. 06 (Sat) 20:50

Jennyさん

ありがとうございます。やはりそうでしたか。
トヨタは大変かもしれないけど、試練を乗り越えてもっと安全を徹底してほしいですね。

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Screaming Bunny  2010, 03. 06 (Sat) 21:05

お久しぶりです。私も同じニュースをPodcastで見て、まさしくそのフレーズを聞いて、「コレどういう意味だっけ?」と思ったところでした。このフレーズ、ずっと覚えられずに苦労していたのですが、今回語源を知ってようやく頭に入りました。
ちなみにニュースでは、トヨタ車が修理しても改善されないので、"Some owners are up in arms."と言ってました。

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Applecheese  2010, 03. 06 (Sat) 21:32

Screaming Bunnyさん

ありがとうございます。語源のイメージは、武器を身にまとって立ち上がる・・・ということなんでしょうね。

実は記事に書いたときはそこまでイメージできてませんでしたが、コメントをいただいて、あらためて考えていたら、そのイメージが湧いてきました。

トヨタって大きな会社だし、怒っている人たちは、支配者に立ち向かう民衆みたいな感じがして、ぴったりの表現なのかも・・・と思いました。

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