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ガッツが嫌い


しばらく前の英語レッスンで使った教材の中で、動物の内臓を取り出すなど、「中身をすべて取り出す」という意味の動詞として gut という言葉が出てきたので、ついでに gut という単語の他の意味や使い方について思いつくことを、あれこれとネイティブ講師にたずねました。

テニスラケットやギターのガットは、もともと動物の腸などが使われていたので、内臓という意味の gut が使われるのは分かります。日本語でガッツというときの、「根性」の意味も、もちろんあります。gut feeling(勘、虫の知らせ)も、思い出しました。

A gut feeling is based on instinct or emotion rather than reason.(コウビルド英英辞典より) 

◇I have a gut feeling that something bad is going to happen.

何か悪いことが起こりそうな予感がする。

あと思い出したのが、I hate his/her guts. という言い方です。この言い方は、彼(彼女)のすべてが大嫌いだという意味ですが、すべてが嫌いだから、「内臓も嫌い」だと思えば納得できます。

If you hate someone's guts, you dislike them very much.

 
あわてないで、ウィル。私が本格的に仕事を始めたら


みんなもっと本気で私が嫌いになるから

上は、ドラマ 『クローザー』 のファーストシーズン第1話で、よその土地から急に配属されて特捜班のチーフになったブレンダが、部下全員から煙たがられていると知ったときの反応です。

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コメント

クローザーをWikipediaで調べようとしたらなぜだか野球用語のリリーフにたどりつきました。
犬もくわない、とか食べたいほど好きとか日本語にもいろいろありますよね。
臓物はいわゆるホルモンですよね。
そういえばホルモン焼きもへんな日本語ですよね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3%E7%84%BC%E3%81%8D
  • 2009-11-25│00:46 |
  • 匿名 URL│
  • [edit]
匿名さん

クローザーというタイトルは、事件を解決して捜査を終了させる人・・・ということだと思うので、考えてみたら、野球の試合を終わらせるクローザーにも通じますね。

ホルモン焼きの語源は、諸説あって面白いですね。
  • 2009-11-25│10:12 |
  • Applecheese URL
  • [edit]
大嫌いって?
Applecheese さん、今回も勉強になるフレーズを出していただいて、感謝です。

they'll have a whole list of other reasons to my guts.

この文は、好きだな~。
list という単語をこんな風に使うのは、英語ならでは?なんか、英語らしい感じがして興味深いです。
そういえば、初めてこのブログを見たのも、’bucket list' という映画の話でした。

hate my guts って、激しい表現ですね。全く正反対の意味ですが、日本語の「骨の髄まで好きになる」を思い出しました。では、「嫌いになる」日本語表現はというと、「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」というぐらいで、衣服は嫌いになっても、その人の内臓まで嫌う表現はないような気がします。

しかし・・・
「あの人の根性は腐ってる」「彼の根性が嫌い」とか言いますよね。
やはり、内臓まで嫌いってことですね・・・(笑) ま、そこまで含んで言っているのかどうかは別として。

ガッツ→根性→guts→内臓 
う~ん、これはおもしろい。

Applecheeseさん、いつも興味深い話題を提供してくださって、ありがとうございます。


 

  • 2009-11-25│13:02 |
  • smile URL│
  • [edit]
smileさん

このセリフは、嫌われていると知ってへこむのかなあと心配になりそうな場面で出てくるのですが、全然へこんでないことがわかって、聞いてて気持ちが良かったです。皮肉っぽいのがいいですよね。こういうのって脚本家が考えるのでしょうが、さすがですね。

hate someone's guts は、その人の内側から出てくる根本的な性格や人格が嫌い・・・というイメージなのかなあとも思いますが、確かに激しいですね。
  • 2009-11-25│16:27 |
  • Applecheese URL
  • [edit]
なるほど
guts を 内臓、内臓って思いながら
英文を見るから、「内臓まで嫌うなんて」って考えてしまいました。(笑)
そうですよねえ~その人の内側から出てくる根本的な性格を指しているんですよね。
自分の解釈に笑っちゃいました。だめだなあ、全然わかってない、私。おかしいです、あはは。

さすがだな~Applecheeseさん。

これからもいろいろ教えてください。ありがとうございました。

  • 2009-11-25│22:56 |
  • smile URL│
  • [edit]
smileさん

いえいえ、だめってことは全然ないですよ。gut の一番よく知られている意味は内臓だし、ネイティブの講師も hate someone's guts で「内臓まで嫌うぐらい嫌いというイメージかも」と言っていましたから。内側から出てくる性格というのは、私なりの付け足しの解釈です。
  • 2009-11-26│10:15 |
  • Applecheese URL
  • [edit]

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Author:Applecheese
外国人英語講師との会話、テレビ・映画・音楽・ネット、翻訳の仕事などで見つけた面白い英語の情報をお届けします。
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