恋愛に積極的でない若い男性を「草食系男子」というのは、肉欲の肉から肉食を連想し、その逆だから草食・・・という発想なのだと思います。

そういう性格の違いは女子にもあるはずだし、中高年の人にもあるはずだから、草食系という言葉は、今後は必ずしも男子と結びつけて使われるのではなく、対象範囲を広げていきそうな予感がします。

草食動物は、英語で herbivore(ハービヴォア)と言います。肉食動物は、carnivore(カーニヴォア)です。herbivore の前半分は「herb=ハーブ、野草」ですが、carnivore の前半部分からは、carnival(謝肉祭)やスペイン語の「肉=carne」を連想します。後半の vore からは、「食欲旺盛な=voracious」を連想します。

調べてみたら、carnal(カーナル)=「肉欲的な」、「性欲の」という単語もありました。日本語と同じように、性を肉に結びつけて考える発想ですね。こういうのは、世界共通なのかもしれません。

あと、incarnation は「肉体化」や「具現化」で、reincarnation は、霊魂が再び別の肉体を得るという発想の「生まれ変わり」や「化身」です。以下は incarnation の説明です。

If you say that someone is the incarnation of a particular quality, you mean that they represent that quality or are typical of it in an extreme form. (コウビルド英英辞典より)

つまり、He is the incarnation of honesty.(=彼は正直そのものだ)は、「正直という性格が肉体を獲得して歩いているようなものだ」という発想です。

性を肉に結びつけるのは普通のことかもしれませんが、性を肉食に結びつけたり、性に興味のないことを草食と結びつけるのは、ある意味、人間の勝手な言葉遊びという感じもします。もし草食動物が性や生殖に興味がなければ、さっさと滅んでしまいますからね。
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