おしらせ


// 以下のランキングサイトに参加中 // 
応援クリックをお願いします! →  → みんなの英会話奮闘記 人気ブログランキングへ にほんブログ村 英会話ブログ☆

lost cause - 見込みのない人・もの・こと


lost cause とは、元々は「見込みのない(社会的な)目標や運動」という意味の言葉です。

cause は、原因とか理由という意味の他に、「(個人や社会の掲げる)主義、目標、理想、(・・・)運動」(ジーニアス英和辞典より) という意味があり、lost cause の cause は、その意味です。

Lost causes are causes that cannot forseeably be won, but are pursued nonetheless. Though defeat is certain, those fighting for their cause will do so out of a sense of duty or compunction. Ethics and religion often play a role in self-sacrifice.(こちらから引用)

負けると分かっていても、自らの信条などに基づいて挑む闘いやその目標・・・ということのようですね。正義感や使命感も感じますが、「無駄な努力の対象」という感じもします。

そこから意味が広がって、「良い方向に変えようとしても変わらない物事や人」という感じでも使われるようです。

If you refer to something or someone as a lost cause, you mean that people's attempt to change or influence have no chance of succeeding.(コウビルド英英辞典より)

社会的な主義主張や目標というと大げさですが、もっと身近で低レベルなことにも使われるようになっているようです。以下、THE FREE DICTIONARY から引用します。

a lost cause:
- something or someone that has no chance of success.

◇I tried to stop the kids dropping their clothes on the floor, but finally decided it was a lost cause.
子どもたちが服を脱いで床にほったらかしにするのをやめさせようとしたが、最後には無駄な努力だとあきらめた。

いろんなタイプの「しょうがない人」「懲りない人」に使えそうですね。

ブリティッシュ・インベージョン


前回書いた内容に関連して英語のWikipediaの「サザンロック」の説明を読んで、ロック・ミュージックの歴史に少しだけ詳しくなった気がしましたが、その中で初めて知った言葉が、British Invasion(ブリティッシュ・インベージョン)でした。

狭い意味では、1964年から1966年の間に、イギリス出身のロックやポップスのアーティストがアメリカやその他の国で人気を博し、ブームになったことをそう言うようです。一番有名なのは、何と言ってもビートルズですよね。

この「イギリスによる侵略」という意味の言葉もまったく知りませんでしたが、Wikipedia の British Invasion の説明を読むと、名前を聞いたことのあるいろんなバンドやアーティストがイギリス出身であることに、あらためて驚きます。

ファンの人とかに言わせれば、「そんなことも知らなかったのか」と言われそうですが、私は、ローリング・ストーンズがイギリス出身だということも知りませんでした。

ブリティッシュ・インベージョンの頃に若者だった私の親の世代などは、インベージョンと聞くと、このことを思い出す人も、もしかするといるかもしれませんね。私は、どちらかというと、インベーダーと聞いて、中学生ぐらいのときに流行ったインベーダーゲームを思い出す方です。

CNNが、名物インタビュアー Larry King の放送業界での50周年を記念して、Larry King Live の特番として 50 Years of Pop Culture というのを放送するようですが、その予告編の中で、誰かが British Invasion について語っている場面がちらっと出てきます。新たに読んで知ったばかりの言葉だったので、耳で聞き直して改めて印象に残りました。

Sweet Home Alabama - 『メラニーは行く』


映画 Sweet Home Alabama をレンタルして、見ました。邦題は『メラニーは行く』です。ラブコメディだと聞いていたし、邦題からも、いかにもありがちなラブコメディという印象を受けたので、実はあまり期待せずに見始めました(最初は英語の原題は知りませんでした)。

でも、結構面白かったです。ニューヨークで活躍する女性ファッションデザイナーが、ニューヨーク市長の息子にプロポーズされますが、実は彼女には隠された過去(skelton in the closet)があり、結婚する前にそれを清算するため、故郷のアラバマに戻らなければならなくなります。

映画の舞台は、始めの少しはニューヨークですが、残りはアラバマという設定です。アラバマといえば、いかにもアメリカの深南部(deep south)という感じで、歴史的にはプランテーションとか南北戦争(the Civil War)とか黒人差別が思い浮かび、文化や風土という意味では流行遅れで保守的な田舎というイメージが一般的だと思います。

故郷の町にいる主人公の両親や旧友たちや、7年も会っていないけど実はまだ離婚していない夫などは、南部なまりで話し、いい味を出しています。不器用で素朴な人々という感じです。ラブコメディだけど、舞台が南部なので、南部の雰囲気が実感できる感じがします。

使われている音楽も、それらしい感じでした。映画のタイトルと同じ Sweet Home Alabama は初めて知りましたが、80年代に流行って私も当時好きだった Georgia Satellites の Keep Your Hands To Yourself(ビデオ歌詞)も使われていました。この歌は女性が「結婚するまでハグもキスもだめ」と言っているという歌詞なのに、ビデオの最後は「できちゃった婚」みたいになっているのが笑えます。

これらは、カントリーやブルースの影響を受けて南部を中心にして発展したロック・ミュージックのカテゴリーの1つで、サザンロックと呼ばれるようですね。考えてみたら、私はCCR(Creedence Clearwater Revival)も好きだし、サザンロックは結構好きなジャンルかもしれません。映画のサントラって買ったことがありませんが、この映画のサントラは聴いてみたい気がします。

映画の中に出てきた言葉で印象に残ったのが、lightning bug(ライトニング・バグ)でした。ホタルのことです。ホタルといえば firefly と覚えていましたが、アメリカでは、lightning bug の方が一般的だそうです(参考)。

急いては事を仕損ずる


日本語にするなら「急いては事を仕損ずる」がぴったりな英語の言葉に、Haste makes waste. があります。

何事も、あせって「やっつけ仕事」でやってしまうと、結局は失敗してやり直さなければならないようなことになりがち・・・ということなのかなあと思います。

よく、「忙しい現代社会」などという言葉を聞きますが、変な強迫観念に駆り立てられることなく、自分のペースを守って生きられたらいいのに・・・とも思います。

Haste makes waste (when one hurries too much, one is likely to do a poor job and have to waste time doing it over)("101 American English Proverbs"より)

Haste makes waste. は、ヘイストとウェイストが脚韻を踏み、ヘイとメイとウェイが頭韻を踏んでいますが、あわてて言おうとすると単語の順番などを入れ違えたりして、それこそ、急いて事を仕損じそうになります(メイスト・ヘイクス・ウェイトスみたいな・・・)。

epithet


ヴァージニア工科大学の銃乱射事件が起きる前の週のアメリカのニュースでは、ラジオの司会者 Don Imus氏が放送で差別的な言葉を使って、番組から降ろされたという話題が大きく取り上げられていました。

彼は、ニュージャージー州ラトガーズ大学の女子バスケットボールチームのことを、'nappy headed hos'(ナッピー・ヘッデッド・ホウズ)と言いました。面白おかしく表現しようとして言ったようですが、「チリチリ頭の売春婦」みたいな感じです。ho は、whore を語源とするスラングで、prostitute(売春婦)という意味です。

この発言は女性や黒人や、その他の人たちから多くの反発を買って、彼はチームに謝罪もしましたが、ラジオなどの仕事はすべて失ったようです。

この件のあとで、こういう差別的なののしりに使われるような言葉が、ラップやヒップホップの歌の歌詞で野放しに使われていることを問題視する声が上がっています。ラップ/ヒップホップ業界のリーダー的存在 Russel Simmons 氏は、3つの「ののしりの言葉」(=epithet:エピセット)を歌詞に使うのを禁止しようと言い始めています。

(EZ-Tracks) - Hip hop mogul Russell Simmons this week called for the elimination of three racial epithets in the lyrics to rap songs. Simmons said the words ‘bitch’ ‘ho’ and ‘nigger’ are ‘extreme curse words’ and have no place in the recording industry. (EZ-Tracks Music Newsより)

epithet は、もともとは、人物などを表す「形容の語句」や「あだ名」という意味で、侮蔑の意味がないときに使う場合もありますが、今回の Imus氏の失言や、問題にされている歌の歌詞に使われるような差別的な「侮蔑の言葉」という意味でも使われます。

mangle


mangle という単語を、新たに知りました。

1. If a physical object is mangled, it is crushed or twisted very forcefully, so that it is difficult to see what its original shape was. (コウビルド英英辞典より)

原形がわからないぐらいにつぶしてしまうということですね。それ以外には、あと2つ、別の意味が紹介されていました。

2. If you say that someone mangles words or information, you are criticizing them for not speaking or writing clearly or correctly.

3. A mangle is an old-fashioned machine for removing water from clothes that have been washed. The clothes are squeezed between two wooden cylinders.

最後の「3」の説明を読んだときには、2つのローラーの間にモップを挟んで水を絞る道具が思い浮かびました。マングルとは、それと同じ原理で、もっと大がかりで洗濯物を絞るのに適した道具のことですね。Googleで画像検索したら、ありました(→こちら)。

1.の「つぶす」という意味は、この洗濯物を絞る道具を使ってつぶすことを思い浮かべると、連想しやすいと思いました。

 手を汚さずモップを洗う、絞る!!モップ絞り器C型

 


地獄への道


The road to hell is paved with good intentions.

直訳:地獄への道は、善意によって舗装されている。

言いたいこと:
Merely intending to do good, without actually doing it, is of no value.
いいことをしようと思っていても、実際に行動が伴わなければ意味はない。(Bartleby.comより)

-something that you say which means people often intend to do good things but much of the time, they do not make the effort to do those things.
人はいいことをしようと思うことが多いが、ほとんどの場合は、そういうことをするための努力をしないということ。(THE FREE DICTIONARYより)

例文(会話):
'I kept meaning to visit her but I didn't get round to it.'
'The road to hell is paved with good intentions.'

クヌートへの脅迫


ベルリンの人気者、ホッキョクグマのクヌートが死ぬという内容の匿名の脅迫文(anonymous death threat)が、ベルリン動物園にファックスで送りつけられたそうですね。

クヌートが死ぬと予告された木曜日の昼は過ぎましたが、動物園では警備を大幅に強化して(The zoo ramped up security big time.)対応し、今のところ何も起きていないようです。

以下のビデオでは、動物園が、動物嫌いの変わり者のしわざではないかと疑った(They suspected some crackpot animal hater.)と言いながら、最後には、クヌートがあまりに人気があるので、それをねたんだサルのしわざかもしれないというオチがついています。



ramp up は、「増やす」という意味ですが、ramp up security は、「警備を強化する/増強する」という意味でよく聞きます。

crackpot は、「変人」「奇人」「変わり者」のことです。

If you describe someone or their ideas as crackpot, you disapprove of them because you think that their ideas are strange and crazy.(コウビルド英英辞典より)




後ろのバーナー


英語で、文字通りに訳すと「後ろのバーナーに置く」という意味の表現を聞いたら、ものごとを「後回しにする」とか「寝かせておく」とか「保留にする」いう意味です。

If you put an issue on the back burner, you leave it in order to deal with it later because you now consider it to have become less urgent or important. (コウビルド英英辞典より)

◇Many speculated that the US would put the peace process on the back burner.
多くの人々は、米国が和平プロセスを後回しにするだろうと予想した。

この表現の「バーナー」は、調理用のコンロの火の出るところのことです。3つ口以上のコンロは、バーナーが前と後ろに分けて配置してありますが、back burner とは、後ろ(奥)の方のバーナーのことです。

料理するときに、しょっちゅう混ぜたりひっくり返したりしていなければならないものはコンロの前側で料理し、コトコトと煮ながら放っておけばいいようなものは、後ろのバーナーに置くことが多いことから来ているようです。

いろんな仕事に優先順位をつける必要のあるビジネスの場面などでも、使えそうな表現ですね。例えば "Why don't we put it on the back burner for a while?" とか。

ちなみに、反対の意味の 「前のバーナー」もあります。

If an issue is on the front burner, it receives a lot of attention because it is considered to be more urgent or important than other issues.

役に立つかどうかわからないけど


「役に立つかどうか分からないけど・・・」とか「役に立たないかもしれないけど・・・」という意味の英語で、for what it's worth というのがあります。

参考になるかも知れない情報を提供するときや、もしかしたら役に立つかも知れないと思って持参したものを見せるときなど、いろんな場合に使えそうです。

If you add 'for what it's worth' to something that you say, you are suggesting that what you are saying or referring to may not be very valuable or helpful, especially because you do not want to appear arrogant. (コウビルド英英辞典より)

助言をしたり助けたりするからそれに従えというのではなく、もし役に立つなら参考にしてください・・・というような控えめな感じですね。

あるソフトの使い方についてディスカッションする英語のメーリングリストの中で、FWIW と略して使われているのを見たこともあります。「ちなみに」という感じにも似ていますね。

◇And my son says, for what it's worth, that he won't do it again.
ちなみに息子は、もう二度と同じことはしないと言っています。

以下は、ドラマ 『Sue Thomas - F.B.Eye』 の一場面です。SueがDEA(麻薬取締局)の担当者と協力して麻薬取引の捜査をするのですが、DEAの担当者は、自分のミスで同僚を死なせてしまったのに、その責任をすべて Sue になすりつけようとします。Sue がFBIの職を失うかも知れない窮地に陥っているときに、友人が励まそうとします。

"I just want you to know that, for what it's worth, I believe your side of the story." - 「役に立たないかもしれないけど、ぼくは君の言うことを信じるている。それを分かって欲しいんだ」という感じです。「なぐさめぐらいにしかならないだろうけど・・・」という気持ちもあるのかなあと思います。例えば相手がウソをついていることを証明して濡れ衣を晴らすことはできないけど、ぼくは君を信じている・・・という励ましですね。

worth1

worth2


釘の頭を叩く


釘は、頭の部分を叩かなければちゃんと打ち込むことはできませんが、慣れていなかったり、不器用だったりすると、ちゃんと頭を叩くことができず、うまく打ち込めないことがあります。

打ち込むべき壁や板の方を叩いてしまったり、釘を持っている指を叩いて痛い目に遭ったりという経験のある人も多いのではないでしょうか。私も、身に覚えがあります。

hit the nail on the head は、「正しいことを言う」とか「正確に要点をつく」という意味で使われるイディオムです。

If you say that someone has hit the nail on the head, you think they are exactly right about something.(コウビルド英英辞典より)

◇"I think it would civilize people a bit more if they had decent conditions." - "I think you've hit the nail on the head."
「生活条件がましになれば、人々はもう少しまともに振る舞うようになると思う」 - 「それは、いいところを突いていると思う」

◇You hit the nail on the head when you compared her to an angry tigers.
あなたは彼女を怒ったトラにたとえましたが、まさにぴったりのたとえでした。

「図星である」とか「的を射る」とも言えますね。また、hit the nail right on the head というように、間に right を挟むと、正確さをより強調できる感じがします。

ホンチョウは誰だ?


少しずつDVDを借りて見ているドラマ 『Sue Thomas - F.B.Eye』 の中で何度か聞いた言葉に、the head honcho があります。以下、THE FREE DICTIONARYから引用します。

the head honcho (mainly Aerican, informal):
- the most important person in an organization.

◇You'll have to ask Alan, he's the head honcho in our department.
アランに聞かなければだめだ。彼がここのボスだから。

ホンチョーという響きから、最初はスペイン語か(?)とも思いましたが、語源は日本語の「班長」だそうです。

日本語の発想だと「班長」の「長」自体がすでに head なので、the head honcho というのは、「長」の意味が重複している感じがします。でも、日本語や中国語を知らない英語ネイティブの人はそんなことは知るよしもないでしょうね。

honcho-1

honcho-2


raise an eyebrow


raise an eyebrowrais one's eyebrows は、英和辞典には、「(軽蔑して・驚いて・疑って)まゆを上げる」と書いてあります。

コウビルド英英辞典の説明は、以下の通りです。

If something causes you to raise an eyebrow or to raise your eyebrows, it causes you to feel surprised or disapproving.

英語のニュースでは、例えば、聞き捨てならない問題発言などに対して、people などを主語にして、人々が「眉を上げている」と言ったり、そうした問題発言などを主語にして、それが(人々の)「眉を上げている」と言ったりするのを聞くことがあります。

もちろん、こういうのは比喩的な使い方で、実際に人々の眉が上がっているのを見てそう言っているのではないはずなので、「眉を上げている」と訳すよりは、「驚いている」とか、場合によっては「問題視している」とか「疑問視している」と訳した方が良さそうです。

日本語で「眉を上げる」と言われても、疑いとか批判とか軽蔑を伴う驚きの動作だとはあまり思いませんが、英語では、そのようです。眉という言葉を使って訳すなら、動作自体はちょっと違うけど、「眉をひそめる」が使えそうです。

◇Behavior of that kind still raises eyebrows in Britain. その種の行為はイギリスではまだ人々の眉をひそめさせる (新編英和活用大辞典より)

raise an eyebrow をもし実際にやるとしたら、an eyebrow (単数形)なので、左か右か、どちらか一方の眉だけを上げることになりますが、その場合、顔の中心に近い方はあまり上がらず、端の方が高く上がります。これだと、疑いや批判の気持ちが入っている感じがイメージできそうです。

ホッキョクグマのクヌート


ベルリンの動物園で大人気のホッキョクグマ(polar bear)子グマ(cub)、「Knut(クヌート)」のニュースを見ました。

母親グマが育てようとしないので、動物園の飼育係が育てているそうです。動物愛護家の一部は、不自然に育てるより安楽死させろ("put to sleep")と主張したそうですが、これだけ大人気になったら、もうその心配はないと思います。(関連記事

put something to sleep:
- to kill an animal medically. (THE FREE DICTIONARYより)

以下の"Unbearably Cute Knut"というタイトルが付いたCNNのレポートでは、冒頭で、熊のプーさん(Winny the Pooh)以来の有名な熊だと紹介しています。


ホッキョクグマの生活圏は地球温暖化で脅かされているので、人気にあやかって環境保護のシンボルとしての役割も期待されているようです。また、ぬいぐるみなどのクヌート関連商品は、「飛ぶように売れている(selling like hot cakes)」そうです。

cub(カブ)は、英和辞典にはキツネ、トラ、クジラ、クマの子だと書いてありました。コウビルド英英辞典によると、A cub is a young wild animal such as a lion, wolf, or bear. だそうです。もちろん、baby とか child でも分かりますが。

最近読んでいるある本の中では、ゾウの子どものことが calf(カーフ)と書かれていて、少し意外でした。calf は「子牛」の意味が一番知られていますが、英和辞典によると、ゾウ、クジラ、アザラシ(seal)の子も calf と呼べるそうです。(クジラの子は、cub とも calf とも呼べることになりますね)

鵜(ウ)、鴫(シギ)


英語の本を読んでいたら、cormorant(コーモラント)という言葉が出てきました。聞いたことはあったけど、何だったか、とっさに思い出せませんでした。

なんとなく、「こうもり」を思わせる言葉ですが、コウモリと言えば bat のはずなので、なんだっかたなあ・・・と思いながら辞書を引きました。

A cormorant is a type of dark-colourd bird with a long neck. Cormorants usually live near the sea and eat fish.(コウビルド英英辞典より)

黒っぽくて首が長くて海辺にいて魚を食べる鳥・・・これだけでは、ちょっとヒントが足りない感じがしますが、日本語では、鵜(う)です。「鵜飼い」で有名な鵜ですね。「鵜飼い」を英辞郎 on the Webで調べたら、以下のように書いてありました。

ancient fishing method catching Japanese trout by using tamed cormorants // cormorant fishing // fish with cormorants

1つめのは説明的ですね。Japanese trout は「あゆ」だそうです。ただの trout は「ます」です。

鵜と言えば「鵜呑みにする」という言葉がありますが、「日本では、何でも簡単にそのまま信じることを、swallowing like a cormorant と表現するんだよ」と言ったら、面白がってくれる人がいるかもしれませんね。

水辺の鳥と言えば、しばらく前に snipe(スナイプ)という言葉を知りました。snipe とは、鴫(シギ)です。くちばしが細長くて、水辺にいる鳥ですね。

snipe は、銃を使って「シギ狩りをする」という意味もあり、そこから、「隠れて狙撃する」という意味にも発展しています。sniper(スナイパー)も、もともとは「シギ猟をする人」でしたが、後から「狙撃兵」という意味が加わったようです。

スパゲティオーズ


2つの別々の映画で聞いた「スパゲティオーズ」という言葉が気になりました。

2つの映画のうちの1つは、デミ・ムーアが主演した『陪審員』です。マフィアが絡んだ事件の陪審員になったシングルマザーが、マフィアに有利な評決が出ないと息子を殺すと脅される・・・というストーリーでした。

息子が友だちから聞いてきた、マフィアの親分をからかった呼び方が、"the Big SpaghettiO" でした。マフィアといえばイタリア系が有名だから、スパゲティーを連想するので、分かる気がします。

もう1つの映画は、『ベビーシッター・アドベンチャー』(Adventures in Babysitting)という1987年の映画です。シカゴの郊外で、中学生ぐらいの少年と小さな女の子の子守を頼まれた女子高生クリス(エリザベス・シュー)が、家出をして助けを求めてきた友だちを迎えに行くため、子供たちを連れてダウンタンに行くところから、「アドベンチャー」が始まります。テンポがよくて楽しい映画です。

ダウンタウンに行く途中で、クリスは子供たちにホラーめいた話を聞かせるのですが、その話の中で、「子供が寝ているはずのベッドの布団をめくったら、子供の顔はぐちゃぐちゃに・・・」と言ったら、女の子が、「スパゲティオーみたいに?」(Like Spaghettios?)と聞き返します。

調べてみたら、スパゲティオーズとは、"SpaghettiOs" というパスタの缶詰のことのようです。どんなのかは、以下のビデオで確認できますが、アルファベットの「O」の形をしたパスタです。どちらかというと、子供向けの食べ物のようですね(参考)。私の印象は、「まずそう・・・」です。アメリカには以前5年ぐらい住んでいましたが、こんなものがあるとは知りませんでした。



酢よりもハチミツで


英語のことわざで、以下のようなものがあります。

You can catch more flies with honey than with vinegar.

酢よりも、ハチミツを使った方が、たくさんハエを捕まえられる・・・ということです。

厳しくするよりも、やさしくしたり、おだてたりする方が、人を説得したり味方に付けたり、集めたり、仕事をしてもらったりしやすいという意味で使われます。

ある英語のサイトでは、以下のように説明されていました。

You can win people to your side more easily by gentle persuasion and flattery than by hostile confrontation.

別のある本の説明は、以下の通りです。

more can be accomplished by being pleasant than by being disagreeable

[例文] "Ask her gently. Remember, you can catch more flies with honey than with vinegar."

この説明と例文からは、好意的な接し方によって、より多くの人数を集められるというだけでなく、一人の人からより多くの努力や成果を引き出すことができるという意味でも使われることが分かります。

ふと、「北風と太陽」の話とか、「ほ、ほ、ほーたる来い、こっちのみーずはあーまいぞ・・・♪」という歌を連想しました。

♪Laura Pausini - Surrender


イタリア人歌手の Laura Pausini(ラウラ・パウジーニ)の英語の曲、 Surrender です。


歌詞はこちらにあります。

サビの部分は、「手を挙げて降参するわ。あなたの愛が強すぎて、あなたのやさしい腕に包まれていないと耐えられないから。手を挙げて降参するわ。もう抵抗はしたくない。あなたに触れられてキスをされて、私の守りは崩れ去ったから」・・・という感じでしょうか。

お詫びのメニュー


『赤毛のアン』で、アンは間違ってダイアナにワインを飲ませて泥酔させますが、ダイアナの母親は、それをわざやったのだと疑い、ダイアナとアンが付き合うのを禁じます。

ダイアナがそのことをアンに告げたとき、二人は、付き合えなくても一生友だちだということを誓います。そのときの悲しみ方と誓いの言葉はアンらしい大げさな感じなのですが、二人にとっては、本当に人生の一大事なのだということが伝わってきます。

その後、ダイアナの母親が留守の時に、アンがダイアナの妹を看病して命を救ったことから、誤解も解けてアンとダイアナは再び友だち同士に戻れることになります。

ダイアナの母親が、お詫びにアンを食事に招くのですが、それを聞いたマリラのセリフが、以下です。

marilla

英語では、"Does the menu have humble pie?" のような感じだったと思います。

だいぶん前にも書きましたが、eat humble pie で、「自らの誤りを認める」や「甘んじて屈辱を受ける」という意味です。

ダイアナの母親が、アンを疑って悪かったと素直に謝るのかどうか、見物だね・・・という感じの、マリラの皮肉っぽい一言です。

ベアリングをなくすな


人は、例えば乗り物などに乗って居眠りしたあとなどに、自分の「ベアリング」を確認しなければならないことがあります。

If you get your bearings or find your bearings, you find out where you are or what you should do next. If you lose your bearings, you do not know where you are or what you should do next. (コウビルド英英辞典より)

英和辞典では、one's bearings は、「自己の位置」「進路」のことだと書かれています。

◇A sightseeing tour of the city is included to help you get your bearings. 市内の観光ツアーがついているので、それを参考にして、自分の位置や方向を把握することができる。

◇How badly the administration had lost its bearings was underlined by what happened yesterday. 政権が自らの位置と方向性を見失い、かなりの重傷に陥っていることは、昨日の出来事でより明らかになった。

居眠りした後で確かめるべきなのは、機械部品のベアリングではなくて、「自分の位置」だったんですね。

Bearings are small metal balls that are placed between moving parts of a machine in order to make them move smoothly and easily over each other.




ホットポテト


ホットポテト(hot potato)と聞くと、ほくほくと熱くておいしそうなジャガイモを思い浮かべてしまうのですが、英語のイディオムでは、「取り扱いにくい問題」という意味です。

You can refer to a difficult subject that people disagree on as a hot potato. (コウビルド英英辞典より)

◇The abortion issue is a political hot potato in the United States. 妊娠中絶は、アメリカでは取り扱いの難しい政治問題だ。

アツアツのジャガイモを食べるものと思うと、いいものにも思えますが、素手で取り扱うことを考えると、確かに難しそうです。

そのイメージが伝わってくる言い方に、drop somthing/someone like a hot potato があります。以下、THE FREE DICTIONARY から引用します。

drop someone/something like a hot brick/potato (informal)
- to suddenly get rid of someone or something that you have been involved with because you do not want them any more or you are worried they may cause problems.

「熱いジャガイモのように落とす」ということですが、ベークドポテトに使うような大きなジャガイモのアツアツのやつは、持っていられなくてすぐに落としていまいそうですね。

英和辞典には、「あわてて(いきなり、惜しげもなく)捨てる」「急に一切の関係を絶つ」とありました。

◇When she found out that Mark was lying to her, she dropped him like a hot potato. 彼女は、マークが嘘をついていたことを知ると、彼との縁をすっぱりと断ち切った。


プロフィール

Applecheese

Author:Applecheese
外国人英語講師との会話、テレビ・映画・音楽・ネット、翻訳の仕事などで見つけた面白い英語の情報をお届けします。
Twitter

カテゴリー

最近の記事

タグ

ブログ内検索