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旧正月(lunar new year)で酉年(year of the rooster)がスタート


日本では一部の田舎の行事ぐらいにしか残っていない 旧正月lunar new year)ですが、中国やその他のアジアの国では、こっちの方が新年として盛り上がるということも多いようです。中国では、「春節」とも呼ばれます。

lunar new year は、lunar calendar旧暦太陰暦)の新年ということです。lunar calendar に対して、新暦、太陽暦は solar calendar と言います。

「中国などで春節が来て、新しい1年が始まりました」という内容のニュースを英語で聞いていたら、今年は酉年であることにも触れていました。酉年 は、year of the rooster と言っていました。rooster とは、雄鶏 のことです。

ニワトリだから chicken なのかと思ったら、year of the chicken とは言わないんですね。

rooster から連想する単語に、roost鶏小屋鳥のねぐら)があります。

roost と言えば、過去の悪い行いが後で本人にはね返ってきた状況を、chickens have come back to roost という慣用表現であらわすことがあります。 日本語に訳すなら、「自業自得」や、「身から出た錆」という感じです。

また、慣用表現というほどではないのでしょうが、昔よく聞いたルー・リード(Lou Reed)の曲の中で、spitting in the wind comes back at you twice as hard という歌詞があったのも思い出します。

鶏に限らず、家畜を入れるための「畜舎」や「囲い」という意味で使われる単語に、pen があります。筆記用具のペンと同じつづりの pen です。

A pen is a small area with a fence round it in which farm animals are kept for a short time. (コウビルド英英辞典より)


しかし、あらためてこの曲(Strawman)を聞くと、この人が今も生きていたら、トランプ大統領を真っ向から斬り捨てるような曲を書いて楽しませてくれただろうになあ・・・と思ってしまいます。
 

すり身(surimi)と絵文字(emoji)

 
世界に輸出された日本語といえば、芸者(geisha)や津波(tsunami)のように以前から有名なものがありますが、比較的新しいものでは、すり身surimi)や 絵文字emoji)があります。

surimi は、主にヨーロッパで使われていると聞いたことがあったので、半年ほど前に英会話を習っていたオランダ人に聞いたみたら、本来の一般的な魚のすり身の意味ではなく、いわゆる「かにかま」を指すと思っている人がほとんどだということでした。

たしかに、Googleの画像検索(→こちら)をすると、かにかまの画像が出てきます。さっき見たら、かにかまの商品名として直接使われているらしき画像もありました。

かにかまといえば、私は口寂しいときの間食として食べています。それほど量を食べなくてもなんとなく満足できて、なおかつ低カロリーなのがいいところです。

emoji は、最近になって英語でもよく聞くようになりました。以前は感情(emotion)を表すアイコン(icon)という発想の emoticon という造語をよく聞きました。

emoticon とは、スマイリーや泣き顔など、顔の表情で感情を表すアイコンのことですが、最近は、顔の表情を含めて、それ以外のいろいろなモノを表す絵記号も使われる機会が増えたので、もともとそれらを含んでいた日本の絵文字という言葉が流用されて広まったのだと思われます。

それでも、emoji が日本語の絵文字に由来していることを知らない外国人の中には、emoticon と同じように、emoji の emo の部分は emotion から来ていると思っている人が結構いるだろうと思います。

もし、外国人のそういう思い込みを正したい場面があったら、emoji が「絵」と「文字」の合成語であることを説明するのに加えて、温泉やトイレなどの場所やいろんな食べ物を表す絵文字は、感情を表しているわけではないだろ・・・と言ってみるといいかもしれません。



陥没穴

博多駅前にでき、すでに修復された巨大な陥没穴について、週に一度の英会話で話したいと思ったのですが、単に hole というのもイマイチな感じがしていました。何かいい言い方があるのでは・・・と思っていたところ、CNNでこの穴のことを sinkhole と言っているのを聞きました。

実はその数分前にはニュージーランドの地震に関するニュースがあり、地震でできる陥没穴sinkhole と呼んでいました。

その地震のニュースの中では、液状化liquefaction)という言葉も聞きました。液状化といえば、「液体になる」=「liquid になる」というように、文字通りに英語に変換して liquidation と言いたくなるかもしれませんが、それはNGです。なぜなら、liquidation は、物理的に何かが液状になることではなく、倒産などによる会社や負債の「清算」を意味する単語だからです。(動詞の liquidate も「清算する」です)

地震関係の英単語は、知っておくと少し誇らしい気分になれるものがいくつかあります。たとえば、震源は epicenter(エピセンター)、地震学は seismology(サイズモロジー)、余震は aftershock です。サイズモロジーを覚えたら、ついでに地震学者 seismologist も覚えておきたいです。

ところで、最初に触れた陥没穴のように、ニュースに出てくる話題の英単語を確認したいときには、NHKの夜7時か夜9時のニュースを副音声で聞くと分かる場合があります。もちろん、それ以前に辞書なども使えますが。

「巨大な陥没穴」は huge sinkhole と言えますが、私は普段、英語で会話するときに huge という言葉をあまり使えていません。英語ネイティブの人たちは結構よく使うのですが、私は運用語彙が乏しいので、very big ばかりになります。huge というと、クリントン氏と民主党の大統領候補の指名争いをしたバーニー・サンダース氏が「ユージ」と発音していたのが印象的でした。Sanders と huge で動画を検索すれば、出てくると思います。

ちなみに、しばらく前に huge の比較級の huger という単語を耳にしました。あまり聞いたことがなかったので間違いかと思いましたが、辞書によれば、間違いではないようです。意味的に、比較級が使われる機会が少ないだけのようです。
 


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Author:Applecheese
外国人英語講師との会話、テレビ・映画・音楽・ネット、翻訳の仕事などで見つけた面白い英語の情報をお届けします。
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