おしらせ


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ナルシシスト、ナルシッサス


広辞苑でナルシストを調べようとしたら、ナルシシストという見出し語の説明の中に含まれていたので、ちょっと意外でした。日本では、「ナルシスト」としか言わないのかと思っていました。英語では、narcissist です。

narcissist は自己陶酔的な人ですが、「自己陶酔的な」というのは、narcissistic(ナルシシスティック)と言えます。

If you describe someone as narcissistic, you disapprove of them because they think about themselves a lot and admire themselves too much.(コウビルド英英辞典より) 

narcissist や narcissism という言葉の由来は、ギリシャ神話で、水面に映った自分の姿に恋い焦がれて死に、スイセンの花になったと言われる美青年ナルシス(ナルキッソス)です。英語では、この美青年ナルシス(ナルキッソス)を Narcissus(ナルシッサス)と言い、植物のスイセンも、同じく narcissus(ナルシッサス)と言います。

Narcissus:
A young man who pined away in love for his own image in a pool of water and was transformed into the flower that bears his name.(THE FREE DICTIONARY より)

この説明の中の pine という動詞は、単体では(~を)思い焦がれる、恋い慕うという意味で、away がつくと、(悲しみ・後悔・苦しみ・空腹などで)やつれる、やせ衰えるという意味だそうです。ここでは、pined away in love で、「恋に苦しんでやせ衰えた」という感じでしょうか。ギリシャ神話の Narcissus の簡略で分かりやすい説明は、こちら(「逸話」の部分)にありました。

ナルシスと言われると、思い出す歌があります。「異邦人」で有名な久保田早紀の、その名も「ナルシス」という歌です。雰囲気のある歌の世界を作り出すのがうまいなあ・・・とよく思ったものでした。



レーザー、レーダー、スキューバ


laser(レーザー)、radar(レーダー)、scuba(スキューバ)などは、複数の単語から構成される長い名前の各単語の頭文字を取って略してできている言葉です。こういう言葉は acronym(アクロニム)「頭字語」(とうじご)と呼ばれます。

私は、scuba = self-contained underwater breathing apparatus だったらすぐに思い出せます。もし訳すなら、完結型水中呼吸装置・・・のような感じでしょうか。ただ、laser と radar は、覚えられていません。

laser は、 light amplification by stimulated emission of radiation だそうです。英辞郎 on the Web には、「励起誘導放射による光増幅」という訳が出ていました。

radar は、radio detection and ranging(無線方向探知機)だそうです。意外と短くて覚えやすそうです。

acronym(頭字語)は、IBM(アイ・ビー・エム)やBBC(ビー・ビー・シー)などのように、アルファベットを1文字ずつ読む initialism(頭文字語)とは違うので、注意する必要があるようです。ただ、実際には、両者を区別せず、initialism のことも acronym と呼ぶ人も結構多いようです。acroym も initialism も、要するに略語だから、普段の会話では、略語(abbreviation)と呼ぶのが無難かもしれません。

日本には、NHK(日本放送協会)などのような日本語由来のアルファベットの頭文字語がありますが、外国人に説明しようと思ったら、難しそうです。

コンピュータープログラミング言語のBASICやFORTRANなども、acronym ですね。

An acronym is a word composed of the first letters of the words in a phrase, especially when this is used as a name. An example of an acronym is NATO which is made up of the first letters of the 'North Atlantic Treaty Organization'. (コウビルド英英辞典より)


ピーターは「いわお」?


手元に聖書がないので記憶に頼って書きますが、キリストの弟子(十二使徒)の中でも有名なペテロ(英語ではピーター)は、元々の本名は別の名前で、キリストからペテロという名前を与えられたということになっています。

ペテロの語源は、ギリシャ語で「石」や「岩」を表す petros です。キリストは、たしか、彼の信仰心が岩のように固いことを知り、キリスト教会の礎(いしずえ)となるようにと、この名前を与えた・・・というような話だったと思います。実際に、ペテロの墓の上に建てられたと言われているサン・ピエトロ大聖堂は、カトリック教会の総本山となっています。

この話を聞いたときに思い出したのは、前に調べて印象に残っていた、英語の石油(petroleum)の語源の話です。石油(petroleum)は、石を表すギリシャ語の petro と、油を表すラテン語の oleum が合体してできた単語だということです。

petroleum(ペトロリアム)という単語は、oil と比べると、実際に使われる頻度は低いですが、例えば、OPEC(Organization of Petroleum Exporting Countries=石油輸出国機構)などに使われています。また、イギリス英語では、ガソリンのことを petrol(ペトロル)と言うそうですね。

英語圏で結構多いピーターという名前は、日本語にするなら、「いわお」さんが近いかもしれない・・・と思いました。


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