おしらせ


// 以下のランキングサイトに参加中 // 
応援クリックをお願いします! →  → みんなの英会話奮闘記 人気ブログランキングへ にほんブログ村 英会話ブログ☆

死刑の是非を語る


以下、動画で言っていることを訳してみます。聞き取り違いや解釈の間違いのせいで、おかしな部分があるかもしれませんので、気づいたことがあれば、コメントください。また、そうではない素朴な疑問も、遠慮なくコメントしてください。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ジョージア州の刑務所の死刑執行室(prison's death chamber)で体を縛りつけられて(strapped down)、トロイ・デービスさんは、22年前に警察官を殺してはいないと主張し続けました。彼は、この罪状で死刑判決を受けたのです。最後に再び無罪だと主張した直後に、彼は処刑されました。

私はかつて、無条件に(unquestioningly)、死刑は絶対にあってはならないと信じていました。人として、誰が死に、誰が生きるかを決める権利は、私たちにはないと考えていました。無罪を主張し続ける人が有罪であると、どうやって確信を持てるのでしょうか?仮に罪を認めていても、誤ることの多い(fallible)人間に、他人に対して取り返しのつかない(irrevocable)決定を下す自由を与えることなど、どうしてできるでしょう?


それでも、年齢を重ね、狂った世の中を見続けていると、正直なところ、中には生き続けるべきではない人もいると思ってしまうことがあります。彼らは、脳の構造からして、社会に対する脅威であり、非常に危険で、負の力にしかなり得ないかのようです。自分の大切な人が、誰かから故意に容赦なく(without remorse)傷つけられたとしたら、自分の理想主義的な倫理観を問い直さなければならなくなるかもしれません。

死刑については、私自身、何年も考え続けてきました。私は、死刑が社会に関して発しているメッセージについて考えると同時に、死刑の問題は、人は子供の頃はリベラルだけど年を取るにつれて世の中の醜さに嫌気が差して保守的になるという説(edit)が本当かどうかを考える目安(benchmark)になるかもしれないと考えてきました。

でも、私が本当に言いたいのは、誰がどう言おうと(Screw that!)、私は社会や頭のおかしい連中のせいで無気力にさせられ(jade)て、誰か一人がほかの人の生死を決定してもいいと思うようにはならない・・・ということです。頭のおかしい人は、鉄格子の後ろか、壁にクッションの付いた部屋に入れて、他人に危害を与えないようにすればいいのです。心の中で、許すことの正義を模索し、自分自身の心の宿題に取り組みましょう。そして、今のこの世の中で、最善の倫理的な責任ある人間として生きることを目指しましょう。それ以上に誇らしいことは、他には考えられません。

年を取ると、理想主義でいることがだんだん難しくなります。毎日、基本的な倫理に忠実に生き、無関心にならずに若い気持ちを保つために必要なことを実行していくのは、大変なことです。でも私は、弱虫(wimp)ではありません。あえて困難な道を進んでいく覚悟をしています。そして、死刑は絶対にいけないのだと信じ続けていきます。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ジョージア州で死刑と言えば、別の人が2008年5月にYouTubeにアップした動画のレポートをシリーズで紹介したことがありました(→ 「死刑制度について」「死刑執行の予定日」「死刑執行当日のスケジュール」「検察官にインタビュー」)。


目には目を?


死刑制度の是非について、ニューヨークで街頭インタビューです。

Some people believe the death penalty is just punishment for and a strong deterrence against heinous crimes. Others belive that it's nothing short of barbaric. So, what do you think of the death penalty? Let's talk about that. 死刑は凶悪犯罪に対する公正な処罰であり、犯罪防止に強い効果があると考える人がいます。一方、野蛮な行為でしかないと考える人もいます。あなたはどう思いますか?

いろんな意見が出てきていますが、この話題のキーワードの1つが、deterrence(抑止)です。核による戦争の抑止効果などという話をするときにも、よく聞かれます。死刑になるのがいやだから犯罪を犯さないという人が多ければ、抑止効果が高いということになります。deter(思いとどまらせる、やめさせる)という動詞の名詞形です。

Deterrence is the prevention of something, especially war or crime, by having something such as weapons or punishment to use as a threat.(コウビルド英英辞典より)  


最初の人は少し聞き取りにくいですが、If you take a life you should lose your own. と言っているように聞こえます。(1:17~)「死を恐れるから悪事を働かないのではなく、正しい理由のために正しいことをするという動機付けが必要だ」。(2:06~)「目には目をとは思わない。(被疑者の)全員が本当に有罪なのかは分からないと思う。たとえ1人でも、無実の人が死刑にされるのは犠牲が大きすぎる」。(2:26~)「家族が暴行を受けて殺されたら、犯人を死刑にすることを望みますか?」「多分自分の手で片付けるよ。警察や法律の世話にはならないね」。

聞いていると、くり返し出てくるのが、(an) eye for (an) eye =「目には目を」です。人の命を奪った者は、自分も命を奪われて当然・・・という考え方です。

You say 'an eye for an eye' or 'an eye for an eye and a tooth for a tooth' to refer to the idea that people should be punished according to the way in which they offended, for example if they hurt someone, they should be hurt equally badly in return.

インタビューされている人たちを見ても、また、私自身がこれまで他の人たちが話しているのをテレビなどで見た記憶などからも、女性の方が男性よりも死刑に慎重な人の割合が多いのではないかと思います。

Whether or not you believe in the death penalty, the bottom line is, lives are on the line. So it's not an issue we should take lightly. 死刑を認めるかどうかは別として、人の命が関わる問題だけに、軽く考えるべき問題ではないということだけは確かです。


死刑にするには太り過ぎ?


1986年に2人の女性を暴行のうえ殺害し、10月14日に死刑執行予定の Richard Cooey 死刑囚は、太りすぎのため死刑は無理だと主張しているそうです(→関連ニュース)。薬物の注射による死刑の際に、注射をする担当者が静脈を見つけだすのが難しく、また、体重が重いので薬剤の効き目が弱まるという主張です。

以下では、「死刑には賛成できないけど、もし知り合いなどが暴行されて殺されたら意見が変わるかもしれない。ただ、この件の背景となっている人道的な死刑という考え方にはどうしても納得できない。社会として死刑制度を認めるのなら、それが残酷なことであることも認めるような方法でやるべきだ。例えば銃で頭を撃つとか・・・。今のところ、私自身は人を殺すことを肯定できない。ただ、どんな方法であれ、人殺しを人道的なもののように見せようとすることには納得が行かない」 と話しています。


wrap one's head around ~~を理解する、納得する)というイディオムを2回使っています。辞書にはあまり出ていないようですが、ここここが参考になります。

死刑に関する話題では、以前、いくつかまとめて紹介したことがありました(→こちら)。日本では死刑廃止論はあまり活発ではないような気がしますが、裁判員制度が実施されたりすると、状況が変わるかもしれませんね。


プロフィール

Applecheese

Author:Applecheese
外国人英語講師との会話、テレビ・映画・音楽・ネット、翻訳の仕事などで見つけた面白い英語の情報をお届けします。
Twitter

カテゴリー

最近の記事

タグ

ブログ内検索