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皇太子」は、英語で crown prince と言います。私がこれを知ったのは、ちょうど今の日本の皇太子が結婚された頃だったような気がします。調べてみると1993年のことなので、25年も前ということになります。

そのときは、「皇太子crown prince」と暗記しただけでしたが、最近、あらためて英英辞典で crown prince を調べる機会があり、皇太子という言葉の意味をあらためて意識することができました。

A Crown Prince is a prince who will be king of his country when the present king or queen dies. (コウビルド英英辞典より)

これは、「現在の王または女王が亡くなったときに王になる予定の王子」、すなわち、王位(皇位)継承権が第一位である王子・・・ということです。

まあ、よく考えればわかることなのですが、皇太子と言われると日本の皇太子の顔が思い浮かぶだけで、それ以上は考えないくせがついていたので、この説明が少し新鮮に感じてしまったというわけです。

日本で話題になる日本以外の皇太子というと、まず、英国のチャールズ皇太子がいます。しかし、チャールズ皇太子は、英語では crown prince とは呼ばないようです。普通の人がチャールズ皇太子について普通に話をするときには、単に Prince Charles と言います。また、チャールズ皇太子の正式な称号は Prince of Wales です。

せっかく crown prince を覚えたのに、よく聞くチャールズ皇太子を crown prince と呼ばないとは、ややこしい話です。

チャールズ皇太子について英語の Wikipedia を見ると、冒頭に、Charles, Prince of Wales (Charles Philip Arthur George; born 14 November 1948) is the heir apparent to the British throne as the eldest child of Queen Elizabeth II. とありました。

この中の heir apparent が、仕事や地位などの「後継者」、「相続人」になります。

ところで、ここ数日、ニュースで話題にのぼっている別の皇太子がいます。サウジアラビアのムハンマド皇太子です。サウジの政権に批判的な記者が行方不明になり、皇太子が関わって殺害したのではないかと疑う声が出ているためです。

この人について英語で話すときには、crown prince という言葉が使われます。また、フルネームであるムハンマド・ビン・サルマンの頭文字を取って、MBS とも呼ばれています。

ちなみに、私は関西の人間なので、MBS と言われると地元の放送局が真っ先に思い浮かぶのですが、ここ数日で、サウジの皇太子の MBS にも少し慣れてきました。

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Tag:英語の.ニュース 英語の.単語

イギリスのメイ首相が、英国のEU離脱Brexit)に関する交渉のため、オーストリアの Salzburg(ザルツブルク) に出向いてEU側と話し合ったものの、思い通りの進展が得られなかったというニュースを見ました。

話し合いの後で、メイ首相がEU側を批判する内容の話をしている映像が流れたのですが、その中で使われていた単語に、impasse というのがありました。

「アンパス」というように聞こえたので、辞書で調べようとして、unpass とか enpass と打ち込んだもののヒットせず、仕方なく、Google で今回のニュースそのものを検索したら、impasse だったことが分かりました。

impasse とは、(交渉などの)行き詰まり という意味だそうです。元々はフランス語のようです。辞書には「袋小路」という訳も載っています。確認は取っていませんが、元々は実際の道路の袋小路の意味だったのが、比喩的に物事の行き詰まりを表すようになったのではないかと推測します。

If people are in a difficult position in which it is impossible to make any progress, you can refer to the situation as an impasse. (コウビルド英英辞典より)

元々フランス語なので、フランス語風に発音すると「アンパス」に聞こえるのだと納得しました。英和辞典には、「インパス」の発音も載っていたので、どちらもありのようです。同首相の発言を引用しているニュースキャスターの発音を聞いていると、「インパス」と発音する人の方が多い感じです。

袋小路 という意味の単語としては、cul-de-sac を思い出します。「カル・デ・サック」という発音ですが、これも元々はフランス語です。cul-de-sac という単語はアメリカでもよく使われますが、単なる行き止まりではなくて、高級な住宅地などにあって、最後のところはロータリーのようにぐるっと360度回って、元の道に戻るようなのが典型的な例です。ぐるっと回るところの外側に、家が数軒建っている感じです(→Google画像検索)。

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Tag:英語の.単語 英語の.ニュース

最近、世界各地で発生した大きな台風やハリケーンのニュースを英語で聞いていて再確認した単語や表現を挙げてみます。

強い台風などが海から陸に近づいている段階でよく聞くのが、pack a punch です。「強いパンチ力がある」という意味で、台風などに関して使われる場合は、「強烈な」や「勢力の強い」といった意味になります。pack a punch は、台風以外では、パンチ力のあるボクサー(これがそもそもの由来です)や、例えば激辛の料理、効き目の強いドラッグなどについて表現するのにも使われます。

台風などによる 高潮 は、storm surge といいます。THE FREE DICTIONARY の定義が分かりやすかったので、以下に引用します。

storm surge:
An unusual, often destructive rise in sea level above normal high-tide level in a coastal area, caused by a combination of low atmospheric pressure and strong onshore winds during a storm.

気圧が低いので海面が上昇し、さらには風で海水が押されて水位が上がるという説明です。高潮というと、先日の関西空港なども大変でしたが、ハリケーン・フローレンスによる米国東部の高潮も、かなり大変な感じです。

ハリケーン・フローレンスは雨量も多くて、川が増水して洪水になっていますが、大雨などで川が 最高水位に達する と言うときに、crest という動詞がよく使われます。

たとえば、The Cape Fear River is expected to crest at 62 feet by Wednesday, and the Lumber River is cresting now but will stay in major flood stage into next week. (wral.com より)とあります。

この crest は、最高水位 という意味の名詞としても使われます。crest という単語自体は、最高水位の他にも、鳥のトサカや、山の頂などの意味もあります。

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Tag:英語の.ニュース 英語の.単語 英語の.慣用表現