だいぶん前にも書いたことのある話題ですが、ちょうどいいタイミングなので、bear market という用語を紹介したいと思います。

タイトルにも書いた通り、bear market とは、株式市場の「下げ相場」という意味です。

動物園の関係者が熊を買いに来る「熊市場」でもなく、くまモングッズやテディベアが売られている市場でもありません。

逆の「上げ相場」は、bull market といいます。これも、「雄牛」が売られている市場という意味ではありません。(まあ、その意味で言う場合が絶対にまったくないとは言えませんが・・・)

なぜ bear bull なのか、調べれば正しい答えが出てくるかもしれませんが、私の場合は、そういうトリビアを追求する前に、まず熊と牛のどちらが上げでどちらが下げなのか、なかなか覚えられなかった記憶があります。

それを魔法のように解決してくれたのが、「熊は前足を上から下ろすようにして襲いかかり、牛は下から角で突き上げるようにして攻撃する」ことを連想すれば良いという、誰かが提案していた覚え方でした。

下げ相場や上げ相場を名詞ではなく形容詞で表現したければ、bearish bullish が使えます。例えば、The stock market has been bearish for the past two weeks. などのように使えます。

ところで、市場や相場の話からは外れますが、熊と牛の子ども、つまり 子熊子牛 を英語で何と言うかも、覚えておくと便利です。子熊は cub (カブ)で、子牛は calf (カーフ)です。cub は熊だけでなく、ライオンやトラ、パンダの子どもにも使われます。パンダの子どもpanda cubトラの子どもtiger cub と言えます。

calf の方は、ウシ以外ではゾウ、サイ(rhino)、カバ(hippo)、クジラ、イルカ、マナティなどに使われます。

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アメリカの大統領が、数日前に、移民の受け入れについて議員たちと話し合っているときに、アフリカなどのいくつかの国を s**thole countries と言ったため、人種差別だと批判を受けました。

s**thole の伏せ字にした部分は、hi です。このニュースを紹介していたある日本のテレビ番組は、s**thole countries を「便所のような国」と訳していました。

それでも十分に下品で差別的な言い方ですが、s**thole には「便所」という意味のほかに「s**t が出てくる穴」、つまり a**hole (伏せ字はss)の意味もあるので、そちらの方だとすると、より下品な感じもします。

もう1つ、同大統領に関するニュースの中で、scathing という単語を知りました。発音は、スケイズィングという感じです。これは、(批評、あざけりなどが)痛烈な冷酷な、という意味です。

この scathing は、ホワイトハウスの内部で取材をして書かれた暴露本tell-all book)に関するニュースの中で聞きました。本の題名は Fire and Fury で、「ホワイトハウスのスタッフは全員が、大統領はその資質がないと思っている」など、大統領に対する痛烈な批判が含まれているようです。

あと、金正恩が「私のデスクには核の発射ボタンがある」というようなことを言ったときに、大統領が反応して「こっちのボタンはもっと大きくてちゃんと機能する」という内容のツイートをしましたが、それについてコメンテーターが、 infantile (発音はインファンタイル)という単語を使っていました。

infant(赤ん坊、幼児)という単語を知っていれば見当がつくと思いますが、infantile 子供っぽいという意味です。意味的には childish とほぼ同じと思いますが、幼稚な とも訳せそうです。

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金正恩が、ピョンチャン五輪への選手の派遣や韓国との対話に前向きだというメッセージを出しました。

そのニュースをCNNで見ていたら、「緊張を和らげる」という意味で thaw the tension というフレーズが使われていたので、「へー、thaw か」(へー、そうか・・・)と思いました。

thaw は、雪や氷や冷凍食品などの「(凍っているものが)溶ける」や、そうしたものを「溶かす」という意味です。

このニュースの中の tension とは、もちろん北朝鮮と韓国との間の「緊張状態」のことです。

tension というと、お笑い芸人がテレビなどで「テンション高い」とか「テンション上がる」などのように言い始めたのは、10年ぐらい前でしょうか? 英語の tension は、そういう「盛り上がったり、熱中したりして精神が高揚する」というのとは、ちょっと違います。

tension は、国同士、グループ同士、あるいは個人間で今にも衝突が起きそうな「緊張状態」の意味で使われる場合が最も多いです。

Tension is the feeling that is produced in a situation when people are anxious and do not trust each other, and when there is a possibility of sudden violence or conflict. (コウビルド英英辞典より)

ちなみに、日本の芸能人などが使う「テンションが高い」を英語で言うなら、excited とか、観客に向けたパフォーマンスならば intense なども使えます。

話を戻しますが、今回は、「緊張を和らげる」の「和らげる」に thaw が使われたのが面白く感じたので紹介してみました。thaw よりも一般的な動詞では、alleviate や reduce、relax などが使えます。

もう1つ、今回のニュースで、いかにも英語教材に出てきそうなフレーズを聞きました。offer an olive branch です。これは、「和解を申し出る」、「仲直りの意思を示す」という意味になります。

If you offer an olive branch to someone, you say or do something in order to show that you want to end a disagreement or quarrel. (コウビルド英英辞典より)
 

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